マグロは大きく分けると、頭(カマ)、胴体、尾(テール)と3つに分けることができます。その中でも胴体部分は背中側と腹側に分かれ、さらに頭から尾にむかって上(カミ)・中(ナカ)・下(シモ)と分けられます。

頭部には、脳天・ほほ肉・カマ・あご肉・目玉があります。

胴体部の背中側は、頭の方から順に、背カミ・背ナカ・背シモに、腹側は同じく頭側から腹カミ・腹ナカ・腹シモに分けられます。中心にあるのが、赤身と呼ばれる部分です。

腹は頭部に近い「カミ」と呼ばれる方が脂の乗りが良く、尾に近い「シモ」に行くにしたがって脂の乗りが弱くなります。価格も同様に「カミ」の方が高く、「シモ」の方が安価になっています。

クロマグロ 体長:約3m 体重:約300kg

マグロの中でも最大で、全長3m、体重300kg以上にもなります。旬は冬場で脂の乗ったものは高値で取引されている。大とろが多くとれ、味が濃く、色は濃い赤色が特徴。
主に北大西洋に生息。地中海、大西洋にも分布する。

ミナミマグロ 体長:約2.3m 体重:約180kg

別名「インドマグロ」。南半球に広く分布する。大きいものは全長2m、体重200kgに成長し、黒マグロに次ぐ高級品として人気がある。肉質は黒マグロに匹敵するほど上質で、脂肪分も多い。

メバチマグロ 体長:2m 体重:150kg

目玉が大きくはっきりしているのでこの名がつけられています。マグロの中では中型で漁獲量の一番多いマグロです。赤身が鮮やかで、寿司ネタに多く用いられる。赤道付近に広く分布する。

キハダマグロ 体長:1.5m 体重:70kg 

体色とひれが黄色いことからこの名がつけられています。味はくせがなく身は薄いピンク色。ツナ缶や魚肉ソーセージに加工されています。温かい海に広く分布しています。

ビンナガマグロ 体長:1.2m 体重:40kg

別名「ビンチョウ」「トンボ」とも呼ばれています。胸ビレが長くトンボのようだからその名がつけられています。身はピンク色で淡白。寿司ネタの「ビントロ」としても有名。体長は約1mでマグロ類の中では最も小型です。

マグロ通販の「まぐろや 」では、その時の旬なマグロを青森大間、塩釜、房州勝浦、紀州勝浦、宮崎、壱岐、長崎、沖縄の日本列島中から。
世界中からは、ニューヨーク、アイル、地中海、ケープ、大西洋、太平洋などの海より集められたマグロを築地、名古屋等の中央卸売市場や、清水港、焼津港等の水揚げに立ち会い、職人の目で選び抜いたあなたの為の「一本」をお値打ちに販売しております。